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子宮、卵巣、卵管、女性器

卵管がん

 やまねこ 原発性の卵管がんはとても稀だニャ 【卵管がんとは?】 卵巣と子宮を繋ぐ卵管に発生したがんを卵管がんといいます。原発性の卵管がんは非常に稀です。通常は、診断時点で患者は閉経後で、危険因子としては年齢、慢性卵管炎、不妊症などが挙げられます。卵管を侵すがんのほとんどは、体内の別の部位から広がってきたものです。米国では婦人科がん全体のうち卵管がんが占める割合は1%未満と言われていま 【組織分類 […]

不妊症

 やまねこ 不妊症には、男女共通の原因、女性側の原因、男性側の原因があります。   【不妊症とは?】 不妊症とは、生殖年齢の男女が妊娠を希望し、一年以上避妊をせずに性交を行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合のことをいいます。不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、近年、妊娠を考える年齢が上昇していることもあり、この割合はもっと高いとも言われています。 【原 […]

卵巣がん

 やまねこ 卵巣がんは、排卵の回数が多いほど発生しやすいと言われているニャ 【卵巣がんとは?】 卵巣は、子宮の両側に一つずつある臓器です。女性らしい体を作り、維持を促す女性ホルモンを分泌し、成熟した卵子を月経が停止する(閉経)まで周期的に放出する(排卵)機能を持っています。卵巣がんとは、この卵巣に発生したがんのことを言います。 卵巣がんは進行すると、おなかの中の腹膜播種が生じやすくなります。また大 […]

子宮体がん(子宮内膜がん)

 やまねこ 多くの子宮体がんの発生には、女性ホルモンが深く関わっているニャ。その卵巣ホルモン過剰に生じた人は、子宮内膜増殖症を経て子宮体がんが発生するリスクが高いニャ 【子宮体がんとは?】 子宮は、下部の筒状の「子宮頸部」と上部の袋状の「子宮体部」に分けられます。子宮頸部の下葉膣に繋がり、子宮体部の左右からは卵管が出ています。 子宮がんは、子宮体部に出来る「子宮体がん」と、子宮頸部に出来る「子宮頸 […]

月経困難症

 やまねこ 月経前症候群(PMS)と月経困難症の違いは、症状が月経前に出るか月経中に出るか、だニャ 【月経困難症とは?】 月経困難症とは。月経の直前あるいは開始とともに発現し、月経の終了前あるいは終了とともに消失する症状のうち、日常生活に支障をきたすほど重く、治療が必要なものを指します。一般的に生理痛と呼ばれる下腹部痛や腰痛が主症状で、頭痛やおなかの張り、下痢、吐き気、イライラ、憂鬱などの症状も治 […]

過多月経

 やまねこ 過多月経は、鉄欠乏性貧血を引き起こすことが多いニャ 【過多月経とは?】 一回の生理周期の経血量は20~140mlといわれています。過多月経とはこの経血量が異常に多い状態のことで、経血量が150ml以上のケースを指します。過多月経では、出血からくる貧血(鉄欠乏性貧血)を起こすケースが多く、貧血に伴い倦怠感が続き、めまいや立ち眩みなどの症状がみられることもあります。 【原因】 過 […]

無月経

 やまねこ 月経は、そもそも卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が作用することで起こるニャ 【無月経とは?】 無月経とは、月経のないことをいいます。まず無月経は、大きく「生理的無月経」と「病的無月経」に分けることが出来ます。 《生理的無月経》 初経が来る前、閉経後、妊娠中、産後の授乳期などにおける、病的ではなく治療を必要としない無月経のことをいいます。 《病的無月経》 本 […]

子宮頸がん

 やまねこ HPVに感染した人の10%は感染が長時間持続し、このうちの一部の人に異形成を経て子宮頸がんを発症する可能性があるニャ 【子宮頸がん】 子宮は女性の骨盤内にある臓器で、下部の筒状の「子宮頸部」と、上部の袋状の「子宮体部」に分けられます。それぞれの部位に生じるがんを「子宮頸がん」「子宮体がん」といいます。 子宮頸がんは、子宮がんのうち約7割程度を占めます。以前は発症のピークが40~50歳代 […]

子宮頸部異形成

 やまねこ 子宮頸部異形成は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで、発生するニャ 【子宮頸部異形成とは?】 子宮の入口である子宮頸部がヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで、細胞が変化してしまった状態のことを子宮頸部異形成といいます。ほとんどの場合、免疫力によりHPVを排除し、異形成は改善する経過を辿るのですが、一部は「軽度」→「中等度」→「高度」とゆっくりと進行し […]

子宮内膜増殖症

 やまねこ 子宮内膜増殖症は、子宮内膜症とは全く違う病気だニャ 【子宮内膜増殖症とは?】 子宮内膜は子宮の中の腔を覆っており、月経周期に伴って分厚く増殖し、月経の際に剥がれ落ちるというサイクルを繰り返しています。子宮内膜増殖症とは、子宮内膜が異常に分厚く増殖し、色々な症状を起こすことを言います。 原因は子宮内膜の増殖作用があるエストロゲン(女性ホルモン)が様々な要因によって過剰な状態になることで生 […]