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体液

酸塩基平衡とは?

 やまねこ 酸塩基平衡とか、難しい言葉だが、ようするに酸性とアルカリ性のバランスの話だニャ 酸塩基平衡とは、体の酸性度とアルカリ制度のバランスのことです。血液を含むあらゆる溶液の酸性度やアルカリ制度は、ph値(0[強酸性]~14[強アルカリ性]、中間のph7.0が中性。正常な血液はわずかにアルカリ性で7.35から7.45の間)で表されます。血液の酸塩基平衡は、正常範囲から少し外れただけで […]

様々な電解質異常⑥ クロール(Cl) 

 やまねこ 消毒のためにプールの中に入れられるやつだニャ。目がしみるニャ クロール(塩素):体内に酸素を供給する働きを担っており、陰イオンの7割近くはクロールイオンで占められています。ただ特有の生理活性というものははっきりしておらず、高クロール血症や低クロール血症によって特徴的な症状が引き起こされるわけでもありません。 ≪低クロール血症≫ 血液の中の塩素濃度が高い状態です。ナトリウムの上 […]

様々な電解質異常⑤ リン酸塩(P) 

 やまねこ 聞き慣れない奴だが、なかなか大事なやつだニャ リン酸塩:体内になるリンはほとんどすべて酵素と結合し、リン酸塩を形成しています。リン酸塩の85%が骨に含まれています。残りは主に細胞の中にあり、エネルギーの産生に関わっています。 リン酸塩は骨や歯の形成に必要です。また、細胞がエネルギーを作るのに使う物質や、細胞膜、DNA(デオキシリボ核酸)など、いくつかの重要な物質の構成要素とし […]

様々な電解質異常④ カルシウム(Ca)

 やまねこ カルシウムたっぷりの牛乳飲んで、骨を強くするニャ カルシウム:体のカルシウムの99%は骨に蓄えられていますが、細胞(特に筋肉細胞)や血液中にもあります。カルシウムは、骨と歯の形成、筋収縮、多くの酵素の正常な作用、血液の凝固、正常な心拍の維持などの働きに不可欠です。 体は細胞内や血液中のカルシウムの量を正確に管理しています。カルシウムは必要に応じて骨から血液に移動します。充分な […]

様々な電解質異常③ ナトリウム(Na) 

 やまねこ 汗をかいたら、ナトリウムも失われるニャ。運動後にスポーツドリンクを飲みたくなるのは、ナトリウムの濃度が水よりも高いからだニャ ナトリウム(Na):体内のナトリウムは、ほとんどが血液中または細胞の周囲の体液中に存在しており、正常な体液のバランス7を保つ働きをしています。また神経と筋肉の正常な機能に重要な役割を果たしています。 ナトリウムは食べ物や飲み物から摂取され、主に汗や尿と […]

様々な電解質異常② マグネシウム(Mg) 

 やまねこ 昔、理科の実験でよく使っていたマグネシウムも体の中で大事な働きをしているニャ マグネシウム(Mg):体内のマグネシウムは、ほとんど骨に含まれており、血液中に存在するのは微量です。マグネシウムは骨や歯の形成及び、神経や筋肉の正常な機能に必要であり、体内の様々な酵素も、マグネシウムがないと正常には機能しません。マグネシウムは食物から摂取し、尿や弁で排出します。 ≪低マグネシウム( […]

様々な電解質異常① カリウム(K) 

 やまねこ カリウムは、体内に存在する量がもっとも多いミネラルだニャ カリウム(K):ほとんどは細胞内に存在しています。細胞、神経、筋肉が正常に昨日するのに必要です。 ≪低カリウム(K)血症≫ 血液中のカリウム濃度が非常に低くなった状態です。典型的なカリウム濃度の低下は、消化管から多量のカリウムが失われるのが原因です。腎臓に働きかけて過度のナトリウム、水、カリウムを排出させる利尿薬の作用 […]

体液の仕組み(電解質異常)について

 やまねこ 体液はビックリするくらい絶妙なバランスで成り立っていニャ。人間の体ってすごいニャ 【体液とは?】 多細胞生物の体液は、細胞内液と細胞外液からなり、細胞外液は生命の直接の内部環境(電解質、浸透圧、ph、温度、血圧、血統など)です。外部環境(外界)は刻々と変化するが生体内の内部環境は最適に維持されます。これを恒常性(ホネオスタシス)といいます。 【電解質とは?】 人間の体液は、細 […]