AUTHOR

やまねこ

子宮内膜症

 やまねこ 子宮内膜症は、月経を経験する回数が多いほど発症率が高くなるニャ 【子宮内膜症とは?】 子宮内膜とは、受精卵が着床する場所です。エストロゲンやブロゲステロンなど女性ホルモンの働きによって妊娠に向けて増殖・成熟が促されますが、排卵後2週間ほど経っても着床がない場合は、子宮内膜が子宮の壁から剥がれ落ちて出血とともに体外へ排出されます(月経)。そして月経が終了すると、次の妊娠の機会に […]

バルトリン腺嚢胞・膿瘍

 やまねこ 外陰部の膣口の両側にあるのがバルトリン腺だニャ 【バルトリン腺嚢胞・膿瘍とは?】 バルトリン腺は非常に小さな丸い腺で、外陰部の膣口の両側にあり、性交時に必要な潤滑液を分泌します。バルトリン腺に通じる管が詰まると、バルトリン腺に粘液が溜まって腫れ、膿疱が出来ます。炎症がないものをバルトリン腺嚢胞、感染を起こして炎症があるものをバルトリン腺膿瘍といいます。バルトリン腺嚢胞は女性の約2%にみ […]

膣炎

 やまねこ 膣の中は乳酸によって酸性に保たれることで、病原体が入りづらくなっているニャ。 【膣炎とは?】 女性の生殖器は外側から外陰、膣、付属器(卵巣と卵管)とつながっています。この経路のうち、膣に炎症が起きている状態を膣炎と呼びます。 《膣の自浄作用》 膣の中には主に6種類の細菌が適度なバランスを保って住んでおり、その中で乳酸菌が主要な力を持っています。この乳酸菌によって膣の中の粘膜から放出され […]

子宮頸管炎

 やまねこ 子宮頸管炎とは、子宮頸部に炎症が起きた状態のことをいい、ほとんどの場合、重い症状は現れないニャ   【子宮頸管炎とは?】 子宮は平滑筋という筋肉で出来た臓器で、逆三角形のような形状をしていますが、大まかに「子宮底部(子宮のてっぺん部)」「子宮体部(子宮の本体部)」「子宮頸部(子宮の下部。子宮頸管とも呼ばれる)」「子宮膣部(子宮と膣の移行部分)」の四つの部位に分類されます。子宮頸管炎とは […]

卵管炎・卵巣炎

 やまねこ 子宮付属器とは、卵管炎と卵巣炎を合わせたことをいうニャ 【卵管炎・卵巣炎とは?】 卵管炎・卵巣炎とは、膣から細菌やクラミジアなどが入り込み、病原体が子宮頚管から卵管に感染して炎症が起こる病気です。卵管は炎症を起こしやすく、卵巣まで炎症が及ぶことがほとんどです。卵管と卵巣を合わせて子宮付属器というで、卵管炎・卵巣炎を合わせて子宮付属器炎といいます。また付属器炎がさらに広がると骨盤腹膜炎を […]

クラミジア

 やまねこ クラミジアは、ほとんど性的接触によって感染するニャ 【クラミジアとは?】 クラミジアとは、クラミジア・トラコマティスという病原菌が性器やのど、直腸などに感染することによって引き起こされる性感染症の一つです。正式な病名は、性器クラミジア感染症といいます。性活動が盛んな10~20代に多く発症します。 そのほとんどは性的接触により、精液、膣分泌液、血液、唾液といった体液を介して感染します。通 […]

尖圭コンジローマ

 やまねこ 尖圭コンジローマはまれにがん化するものもあるから注意だニャ 【尖圭コンジローマとは?】 尖圭コンジローマ(尖圭コンジローム)とは、性感染症の一種です。性行為によって外陰部などにヒトパピローマウイルス(HPV)6型や11型、まれに皮膚型のHPVが感染することによって引き起こされます。20歳代の若年層の男女に多い性感染症の一つです。 尖圭コンジローマの診断がついた人との性行為により、そのパ […]

陰茎がん

 やまねこ 陰茎がんの原因は、包茎、ヒトパピローマウイルス、喫煙などが関係しているといわれているニャ 【陰茎がんとは?】 陰茎がんは陰茎の亀頭、包皮などに好発する悪性腫瘍です。先進国では非常に稀とされ、発生頻度は10万人に1人といわれています。日本では悪性腫瘍の1%以下とされ、60~80歳の男性に多くみられます。原因としては、包茎、ヒトパピローマウイルス、喫煙などが発症に関連していると言われていま […]

精巣がん

 やまねこ 精巣がんは、比較的若い人に起きるがんだニャ 精巣は男性の生殖器で、精子やテストステロンといった男性ホルモンを産生する臓器です。下腹部の陰嚢内に収まっており、精巣上体が附属しています。 精巣がんは精巣内の精子を造る精細胞上皮細胞から発生し、比較的若い人に起きるがんです。精巣がんになりやすいリスク因子として、停留精巣や片側の精巣がんの既往、家族歴などが挙げられます。 細胞の種類によって、大 […]

包茎

 やまねこ 仮性包茎は、医学的に病気ではないニャ 【包茎とは?】 包茎とは、陰茎の先端の「包皮口」が狭いことによって陰茎を包む包皮が充分に剥けず、亀頭を露出することが出来ない病気のことをいいます。先天的なものと後天的なものがあり、多くは生まれつきによる先天的なものですが、亀頭包皮炎などを繰り返して包皮に癒着が生じることによって発症する後天的なものもあります。 包茎は「真性包茎」「仮性包茎」「嵌頓( […]