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主な疾患

C型ウイルス性肝炎

 やまねこ C型肝炎ウイルスの検査は、段階を踏んで行っていくニャ 【C型ウイルス性肝炎とは?】 B型肝炎と同様、血液や体液を介して感染しますが、C型肝炎ウイルスの感染力は弱く、濃厚で頻繁な接触がなければ夫婦間でもあまり感染しません。 しかし一旦感染すると無症状のまま体内でウイルスが生き続け、無症候性キャリアになります。 そのうちに慢性肝炎になる場合が多く、その後に高い確率で肝硬変や肝がん […]

B型ウイルス肝炎

 やまねこ 病原体を構成するタンパク成分(抗原)を調べることで、B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかがわかるニャ 【B型ウイルス肝炎】 成人では多くの場合、B型肝炎ウイルスのキャリア(保有者)との性行為を介して感染します。感染しても無症状のことが多く、時には急性肝炎の症状を起こすこともありますが、大抵は無事に治ります。 ただ稀に劇症肝炎を起こしたり、慢性肝炎に移行することがあります。 […]

膵臓がんの治療法

 やまねこ がんの患部や進行度によって治療方法が変わってくるニャ 【外科的治療】 《幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(PPPD)・亜全胃温存膵頭十二指腸切除術(SSPPD)》 膵頭部にがんがある場合は、十二指腸、胆管、胆のうを含めて膵頭部を切除します。がんの浸潤具合によっては、胃の一部や血管の一部を切除することもあります。切除後は、残った膵臓を小腸につなぎ合わせ、膵液が小腸に流れるようにしま […]

膵臓がん

 やまねこ なかなか早期に見つけることが難しいことで有名ながんだニャ 【占拠部位】 膵臓は、膵頭部、膵体部、膵尾部の三つに区分されます。膵頭部:膵体部+膵尾部でのがんの発症率は、3:1です。 【病理組織学的分類】 膵臓がんはまず上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍の二つに大きく分けられます。 また膵臓には消化酵素(アミラーゼ、トリプシン、リパーゼなど)を分泌する外分泌腺と、ホルモン(インスリンなど) […]

胆道がんの治療法

 やまねこ 胆道がんの外科治療もがんが出来た場所によって変わってくるニャ 【外科的治療法】 《肝内胆管がん(胆管細胞がん)》 「肝臓部分切除術」を行います。肝臓の切除範囲は、胆管がんの広がりによって変わります。肝臓の左葉と右葉を超えて、広範囲にがんが広がっている場合や、肝門部に近い部分にがんがある場合には、肝臓自体も大きく切除する必要があります。 《肝門部領域胆管がん》 肝臓の右側から切除する場合 […]

胆道がん(胆のうがん・胆管がん)

 やまねこ 胆道がんは、胆道のどこにがんがあるかで、ステージ分類の仕方が違ってくるニャ 【胆道がん(胆のうがん・胆管がん)とは?】 肝臓で作った胆汁を十二指腸まで送る道のことを「胆道」といい、そこに出来たがんが「胆道がん」です。 胆道には、「胆のう」と「胆管」があり、胆道がんも「胆のうがん」と「胆管がん」の二つに分けられます。 また「胆管がん」は上流から順に、肝臓内の胆管に出来た「肝内胆 […]

大腸がんの治療法

 やまねこ 大腸がんの大きさや深達度によって治療法が変わってくるニャ 【大腸がんの治療方針】 早期がん ⇒ 内視鏡的切除(EMR、ESD) 早期がん/進行がん ⇒ 外科的切除 遠隔転移を伴う進行がん ⇒ 原発巣切除が可能であれば切除。遠隔転移層も切除可能であれば切除。 切除不可能 ⇒ 抗がん剤治療 【大腸がんの内視鏡的切除】 《ポリペクトミー》 キノコ状で大きさが2㎝未満の腫瘍に用いられ […]

大腸がん

 やまねこ 大腸には、結腸と直腸の両方が含まれるニャ 【大腸がんとは?】 大腸がんは、大腸粘膜の細胞から発生します。大腸がんの発生には二つの経路があると考えられています。 1.良性ポリープである腺腫ががんになる経路 ⇒ 腺腫(アデノーマ:adenoma)が発がん刺激を受けてがん化するもので、腺腫-がん連関(adenoma-carcinoma sepuence)とよばれています。 2.発がん刺激を受 […]

胃粘膜下腫瘍

 やまねこ すぐに悪性か良性かわからないだけに、胃粘膜化腫瘍はやっかいだニャ 【胃粘膜下腫瘍とは?】 胃粘膜下腫瘍とは、病変が胃粘膜の下(胃壁の中)に存在し、表面が正常な粘膜に覆われ、胃の内腔になだらかに突出している腫瘍の総称です。 胃粘膜下腫瘍には、良性の病変から治療を必要とする悪性の病変まで様々なものがあります。 【胃粘膜下腫瘍の種類】 良性のものは、筋細胞が増殖した平滑筋腫が多く、 […]

胃がんの治療法

 やまねこ 胃がんの治療は、がんの大きさや進行度によって変わってくるニャ 【内視鏡的治療】 内視鏡的粘膜切除術(EMR):胃の粘膜の病変を引き上げて鋼鉄ワイヤー(スネア)をかけて焼却切除する方法です。 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD):電気メスのナイフを用いて、病変の粘膜下層まで剥離して切除する方法です。 【外科的治療】 ≪胃全摘術≫ 胃上部にかかる胃がんで、幽門部側の胃を半分以上残すこ […]