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泌尿器

尖圭コンジローマ

 やまねこ 尖圭コンジローマはまれにがん化するものもあるから注意だニャ 【尖圭コンジローマとは?】 尖圭コンジローマ(尖圭コンジローム)とは、性感染症の一種です。性行為によって外陰部などにヒトパピローマウイルス(HPV)6型や11型、まれに皮膚型のHPVが感染することによって引き起こされます。20歳代の若年層の男女に多い性感染症の一つです。 尖圭コンジローマの診断がついた人との性行為により、そのパ […]

陰茎がん

 やまねこ 陰茎がんの原因は、包茎、ヒトパピローマウイルス、喫煙などが関係しているといわれているニャ 【陰茎がんとは?】 陰茎がんは陰茎の亀頭、包皮などに好発する悪性腫瘍です。先進国では非常に稀とされ、発生頻度は10万人に1人といわれています。日本では悪性腫瘍の1%以下とされ、60~80歳の男性に多くみられます。原因としては、包茎、ヒトパピローマウイルス、喫煙などが発症に関連していると言われていま […]

精巣がん

 やまねこ 精巣がんは、比較的若い人に起きるがんだニャ 精巣は男性の生殖器で、精子やテストステロンといった男性ホルモンを産生する臓器です。下腹部の陰嚢内に収まっており、精巣上体が附属しています。 精巣がんは精巣内の精子を造る精細胞上皮細胞から発生し、比較的若い人に起きるがんです。精巣がんになりやすいリスク因子として、停留精巣や片側の精巣がんの既往、家族歴などが挙げられます。 細胞の種類によって、大 […]

包茎

 やまねこ 仮性包茎は、医学的に病気ではないニャ 【包茎とは?】 包茎とは、陰茎の先端の「包皮口」が狭いことによって陰茎を包む包皮が充分に剥けず、亀頭を露出することが出来ない病気のことをいいます。先天的なものと後天的なものがあり、多くは生まれつきによる先天的なものですが、亀頭包皮炎などを繰り返して包皮に癒着が生じることによって発症する後天的なものもあります。 包茎は「真性包茎」「仮性包茎」「嵌頓( […]

前立腺がん

 やまねこ 前立腺がんは、ホルモン治療の効果がなくなると、去勢抵抗性前立腺がんと呼ばれるようになるニャ 【前立腺がんとは?】 前立腺は、精液の一部を作る男性にしかない臓器です。膀胱に連続してその下に尿道を取り囲むように位置しています。通常は3×4㎝程度の大きさです。この前立腺に発生するがんを前立腺がんといいます。 前立腺は、移行領域と中心領域からなる内腺部と辺縁領域からなる外腺部からなっ […]

尿路上皮がん

 やまねこ 尿路上皮がんは、発生部位によって膀胱がん、腎盂がん、尿管がん、尿道がんと呼ばれるニャ。しばしば部位をまたいで多発し、再発するニャ   【尿路上皮がんとは?】 腎臓で産生された尿は腎盂に排泄され、尿管を通って膀胱に運ばれます。そして膀胱に一定量の尿が溜まると尿は尿道から排出されます。 この腎盂から尿道までの尿の通り道を「尿路」と呼び、尿路は亀頭の先端部の尿道以外すべて尿道上皮という細胞で […]

精巣炎、精巣上体炎、精巣精巣上体炎

 やまねこ 精巣炎は多くの場合おたふく風邪によって引き起こされるニャ 【精巣炎とは?】 精巣炎は、ほとんどの場合、ウイルス(主にムンプスウイルス)によって引き起こされます。ムンプス(おたふく風邪)にかかった男性の約20~25%が精巣炎を発症します。通常、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)を発症してから4~6日ほどで精巣の急激な腫れと痛みをきたします。 精巣炎は片方だけの精巣に起きることもあれば、両側の […]

精巣捻転

 やまねこ 精巣捻転は治療しない限り、精巣は壊死してしまうニャ 【精巣捻転とは?】 精巣は、精管、精巣静脈、精巣動脈からなる精索という構造で体と繋がっています。精巣捻転とは、精巣が回転して精索がねじれてしまい、精巣への血流が妨げられてしまった状態です。通常、12歳から18歳くらいの男児に起こり、ときに乳児期にも起こりますが、どの年齢でも起こる可能性はあります。治療しない限り、精巣への血流が遮断され […]

陰嚢水腫と精索水腫

 やまねこ 陰嚢水腫と精巣水瘤は同じ意味だニャ 【陰嚢水腫とは?】 陰嚢水腫とは精巣の周囲に液体が溜まって陰嚢(いわゆるたまのふくろ)が膨らんだ状態のことをいいます。精巣水瘤とも呼ばれます。主に新生児に見られることが多いのですが、1歳になるまでに自然治癒することも少なくありません。また新生児期にかかわらず、ケガや炎症などをきっかけとしてどの年齢層でも生じる可能性があります。 乳幼児の陰嚢水腫は、鼠 […]

前立腺炎

 やまねこ 前立腺炎は、細菌性/非細菌性と急性/慢性で分類するニャ 【前立腺炎とは?】 前立腺炎とは、前立腺という男性の尿道の周りにある組織が何らかの原因で炎症を起こす病気です。急性慢性、あるいは細菌感染性非感染性で分類されます。ただ細菌性と非細菌性の鑑別は、慢性前立腺では困難な場合もあります。 【前立腺炎の原因と分類】 前立腺炎はまず細菌性のものと非細菌性のもので大きく分類されます。 […]