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ICD10 第Ⅱ章(C00-D48)

肝臓がんの治療法

 やまねこ 肝臓がんはステージによって適切な治療法を選択することが大事だニャ 【各ステージに対応する治療法】 ステージ1:手術(部分切除、左右一方の葉切除)、エタノール注入療法、肝動脈塞栓法 ステージ2:手術(部分切除、左右一方の葉切除)、エタノール注入療法、肝動脈塞栓法 ステージ3:原則として手術は対象外、エタノール注入療法、肝動脈塞栓法、化学療法、放射線治療、肝移植 ステージ4:対処療法、緩和 […]

肝臓がん

 やまねこ 肝細胞がんとは、基本的に肝がんと同じ意味をさしているニャ 【肝臓の構造】 肝臓には「肝動脈」「門脈」「胆管」と呼ばれる管が三本あります。 「肝動脈」は心臓から送られる血液が肝臓に入るための血管です。肝臓はこの「肝動脈」を通じて、酸素と栄養を得ています。 「門脈」は小腸で吸収されたブドウ糖やアミノ酸を肝臓に運ぶ血管です。この血液が肝臓に入ることで、タンパク質や脂肪、グリコーゲン […]

膵臓がんの治療法

 やまねこ がんの患部や進行度によって治療方法が変わってくるニャ 【外科的治療】 《幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(PPPD)・亜全胃温存膵頭十二指腸切除術(SSPPD)》 膵頭部にがんがある場合は、十二指腸、胆管、胆のうを含めて膵頭部を切除します。がんの浸潤具合によっては、胃の一部や血管の一部を切除することもあります。切除後は、残った膵臓を小腸につなぎ合わせ、膵液が小腸に流れるようにしま […]

膵臓がん

 やまねこ なかなか早期に見つけることが難しいことで有名ながんだニャ 【占拠部位】 膵臓は、膵頭部、膵体部、膵尾部の三つに区分されます。膵頭部:膵体部+膵尾部でのがんの発症率は、3:1です。 【病理組織学的分類】 膵臓がんはまず上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍の二つに大きく分けられます。 また膵臓には消化酵素(アミラーゼ、トリプシン、リパーゼなど)を分泌する外分泌腺と、ホルモン(インスリンなど) […]

大腸がん

 やまねこ 大腸には、結腸と直腸の両方が含まれるニャ 【大腸がんとは?】 大腸がんは、大腸粘膜の細胞から発生します。大腸がんの発生には二つの経路があると考えられています。 1.良性ポリープである腺腫ががんになる経路 ⇒ 腺腫(アデノーマ:adenoma)が発がん刺激を受けてがん化するもので、腺腫-がん連関(adenoma-carcinoma sepuence)とよばれています。 2.発がん刺激を受 […]

大腸ポリープ

 やまねこ 大腸ポリープと大腸腺腫、大腸腺腫と大腸腺腫症では、似ているけれど全然違うので注意だニャ 【大腸ポリープとは?】 大腸の表面の粘膜が疣(いぼ)のように盛り上がって出来た球状のコブのことを大腸ポリープと呼びます。大腸ポリープは、大きく腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられ、さらに腫瘍性ポリープは腺腫とがん、非腫瘍性ポリープは過形成ポリープと過誤腫性ポリープ、炎症性ポリープに分 […]

胃ポリープ

 やまねこ ひと口にポリープと言ってもいろいろとあるニャ。ポイントはやっぱりヘリコバクターピロリ菌だニャ 【胃ポリープとは?】 胃ポリープとは、正確には「胃に発生する上皮性、良性、隆起性病変」のことをいいます。広義には腺腫、粘膜下腫、がんなど胃の中に隆起した病変の総称として使用されることもあります。胃ポリープは過形成ポリープ、胃底腺ポリープ、特殊性(炎症性、症候性、家族性)に分類されます […]

胃粘膜下腫瘍

 やまねこ すぐに悪性か良性かわからないだけに、胃粘膜化腫瘍はやっかいだニャ 【胃粘膜下腫瘍とは?】 胃粘膜下腫瘍とは、病変が胃粘膜の下(胃壁の中)に存在し、表面が正常な粘膜に覆われ、胃の内腔になだらかに突出している腫瘍の総称です。 胃粘膜下腫瘍には、良性の病変から治療を必要とする悪性の病変まで様々なものがあります。 【胃粘膜下腫瘍の種類】 良性のものは、筋細胞が増殖した平滑筋腫が多く、 […]

胃がんの治療法

 やまねこ 胃がんの治療は、がんの大きさや進行度によって変わってくるニャ 【内視鏡的治療】 内視鏡的粘膜切除術(EMR):胃の粘膜の病変を引き上げて鋼鉄ワイヤー(スネア)をかけて焼却切除する方法です。 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD):電気メスのナイフを用いて、病変の粘膜下層まで剥離して切除する方法です。 【外科的治療】 ≪胃全摘術≫ 胃上部にかかる胃がんで、幽門部側の胃を半分以上残すこ […]

腎がん

 やまねこ 「腎がん」、「腎細胞がん」どっちを使っても同じ意味だニャ 【腎がんとは】 腎臓内において、実質的な働きを担っている腎細胞ががん化し、悪性腫瘍になってしまうことをいいます。腎盂に発生する腎盂がんとは異なる病気です。腎細胞がんとも呼ばれています。腎がんに罹るのは、がん全体のうち約1%と言われ、女性よりも男性の方が約2倍かかりやすく、40歳以上の発症が多いです。 【腎がん(腎細胞が […]