白血球を知る

 
やまねこ
強いニャり。白血球は体の守護神だニャ!

【血液の基本構成】

・血液は「血漿」と「血球」で出来ています。

・血球には「赤血球」「白血球」「血小板」という三種類の細胞があります。

【白血球とは?】

・白血球は白く見える核を持った細胞です。

白血球は身体への異物の侵入に対しからだを守る働きをします。細菌等の異物がからだに侵入すると白血球数が増加し、異物を細胞内に取り込み無害化するのです。

・白血球には様々な種類があり、その大きさや形、働きから「顆粒球」「リンパ球」「単球」に分類されます。

【顆粒球とは】

・顆粒球は細胞の中に顆粒を含んでおり、どんな顆粒が含まれるかによって「好中球」「好酸球」「好塩基球」に分けられます。

好中球:最も数が多く、細菌などの異物を察知するとすぐに食べてしまいます。

好酸球:炎症などを抑えます。

好塩基球:アレルギー反応を起こして異物を体から守る働きをします。

【リンパ球とは】

・リンパ球は白血球の中では比較的小さいものです。表面にある異物を感知するセンサーによって免疫機能の中心的な役割を果たします。

【単球とは】

・単球は白血球の中では最も大きいです。細菌や異物を飲み込んで退治してくれたり、マクロファージに変化して体を守ってくれたりします。