心房細動よりも大きな電気信号が同じ場所でグルグルしている。それが心房粗動だニャ
【心房粗動とは?】
心房粗動とは、心房に生じる不整脈の一つで、比較的大きな電気信号が心房内(主に右心房)の同じ場所をグルグルと回ってしまうことで発症します。
粗動は一分間に250~320回くらいの頻度で収縮します。
【心房粗動の分類】
《通常型心房粗動(common type:cAFL)》
電気信号が三尖弁を反時計周りに旋回する。
《逆方向性通常型心房粗動(reverse common type:cAFL)》
電気信号が三尖弁を時計周りに旋回する。
《非通常型心房粗動(uncommon type:unAFL)》
電気信号が三尖弁以外を旋回する。
〈ICD分類〉
通常型心房粗動(common type:cAFL)⇒ I48.3
逆方向性通常型心房粗動(reverse common type:cAFL)⇒ I48.3
非通常型心房粗動(uncommon type:unAFL)⇒ I48.4
心房粗動(AFL)NOS ⇒ I48.9