尿道カルンクル

 
やまねこ
尿道小丘ともいうニャ

【尿道カルンクルとは?】

尿道カルンクルとは、女性の外尿道口(尿が体外に排泄させる出口)付近に発生する赤い米粒大の良性腫瘍です。一般的には、尿道の後壁(背中側)に生じ、数ミリ程度のものから、大きなものは大豆以上の大きさになります。閉経後の経産婦に発症することが多く、更年期前の発症はまれです。

【原因】

原因ははっきりしていません。ただ外尿道口での炎症が繰り返された結果発症するといわれています。炎症の原因は、「尿道の短い女性が排尿を我慢することで外尿道口が刺激される」「外尿道口から細菌が侵入する」などが挙げられます。

【治療】

症状が軽度であれば、ステロイド軟膏や抗生剤軟膏を用います。軟膏治療で治らない、または腫瘍が大きいという場合は電気メスなどで手術します。

〈ICD分類〉

尿道カルンクル ⇒ N36.2

〈ICD9-CM〉

尿道カルンクル切除術 ⇒ 58.39

〈ICD分類〉

尿道カルンクル ⇒ N36.2

〈ICD9-CM〉

尿道カルンクル切除術 ⇒ 58.39